新しい3観点による評価を完全サポート!
子供の学びを確実に 伝える文例で保護者も 納得・安心!
合計3735文例 文例数がこれまでより大幅アップ!  全文例テキストデータを CD-ROMに収録!

改訂新版「通知表所見文例集シリーズ」

本シリーズでは、できるだけ多くの文例を掲載することで、先生方が子どもの学びをイメージできるような内容を心がけてきました。今回の改訂では、これまでの文例より大幅にアップした、実に3735もの文例を掲載しています。これらの文例を活用して、通知表記入をしていただくことはもちろん、この多彩な文例から、子どもの多様な学びをイメージすることで、日々の授業改善にも役立つものとなっています。新学習指導要領に対応するため、各教科等に加え、「特別の教科 道徳」「外国語活動・外国語」の文例も新たに紹介しています。

また、全文例テキストデータをCD-ROMに収録していますので、学校・学級の実態に合わせてカスタマイズも容易にできるようになっています。そのため、先生方の業務軽減をサポートするシリーズでもあります。

本書のポイント

① 新指導要録に対応。文例数がこれまでより大幅アップ!

② 全文例テキストデータをCD-ROMに収録!

③ 各教科等、「特別の教科 道徳」「外国語活動・外国語」の文例を多数掲載!

④ 子どもの学びを確実に伝える文例で保護者も納得・安心!

⑤ 文例から、授業のつくり方をイメージできる!

保護者に子どもの学びを伝えるために

保護者は通知表の文章を通して、自分の子どもの様子、学びの状況を把握することになります。それをもとに、保護者がコメントを返すということも増えてきているようです。学校と家庭をつなぐ大切な通知表だからこそ、その際に留意しておきたいことを押さえておきましょう。

1. 他の子どもと比べた記入はNG。その子の成長を記入する

所見は、個の成長を本人とその保護者に知らせるものです。また、どうしたら成長できるのかを、個に合わせて助言するものです。したがって、「~と比べて」「○○さんは~でしたが、□□さんは…」などの表現は、子どもの気持ちを落ち込ませてしまう場合があるので避けましょう。また、保護者の受け止めも非常に悪いものになるので注意しましょう。

2. 子どもの様子を具体的に書こう!

通知表は、主に保護者が見て、子どもの様子を知るものです。できるだけ具体的に書き、時には保護者の協力を求めることも必要です。例えば、「かけ算の方法については分かっています。応用問題にも…」「歴史については理解が深まりました。さらに政治について…の指導をしてきました」「クロールが25m泳げるようになりました。平泳ぎも泳げるようにがんばっていました」というように記入すれば、その子が何を学習してきたのか、また何が足りなかったのかが分かるでしょう。

3. 意欲の継続を褒めるようにしよう!

子どもを褒める文例を書く際は、素質などよりも、意欲の継続を褒めるようにしましょう。そのため、日々の授業では、子どもが自らの理解の状況を振り返ることができるような発問の工夫をしたり、自らの考えを記述したり話し合ったりする場面、他者との協働を通じて自らの考えを相対化する場面を、単元や題材などの内容のまとまりの中で設けたりするなど、「主体的 ・対話的で深い学び」の視点からの授業改善を図る中で、自らの学習を調整しようとしたり、粘り強く取り組んでいる様子を適切に評価できるようにしていくことが重要です。

【 読者の声 】

・他と比べて大変見やすく、教科・行動面などの観点別の評価が探しやすいので購入しました。

・昨年度は中学年、今年度は高学年のものを購入しました。読みながら「ああ、あの子のことだな」などと想像しながら所見を進めています。

・◎、◯、△で子どもの様子・書き方をそれぞれ分けて参考例が出ていたので、読む側としてもとても分かりやすかった。

・項目ごとに分けられていて、その項目のチェックポイント、目安となる基準もあり、応用のしやすい内容でした。

・初めて通知表を書くことになったので、大変参考になった。子どもの出来ていない部分の言い回しやとらえ方が大変参考になった。

・困った子への所見の書き方がわかりやすいです。

3観点対応! ついに改訂版「通知表所見文例集」刊行!

東洋館出版社